子どもの乱暴な言葉遣いへの対処法と改善策
2人の子どもを育てる中で、子どもの言葉遣いが乱暴になったときに、本当にどうしたら良いのか悩みました。
そこで、私が実践した対処法と改善策をお伝えしますね。
子どもが乱暴な言葉を使ったとき、まず親が冷静になることが大切です。
感情的になって叱ると、子どもも感情的に反発し、状況が悪化してしまいます。
例えば、上の子が下の子に「うるさい!」と叫んだとき、私は「そんな言葉を使わないで!」と強く叱ってしまいました。
しかし、その後は冷静に「その言葉は人を傷つけるから使わないでね」と優しく伝えるようにしました。
かんたんではありませんが、冷静ってことが大事です。
子どもが乱暴な言葉を使うのは、自分の感情をうまく表現できないことが理由からかもしれません。
そこで、毎晩寝る前に、子どもと「今日あった嬉しいこと」「嫌だったこと」を話す時間を設けてみました。
例えば、学校で友達に嫌なことを言われたとき、「今日は友達に何か嫌なことがあったの?」と聞き、子どもが感じたことを言葉で欄どうでない言葉で表現できるようになってきます。
家庭内でのロールプレイも効果的です。
例えば、夕食時に「今日学校で何があったの?」と聞く場面を設定し、丁寧な言葉遣いを練習しました。
「今日は特に何もなかった」と答えたときには、「もう少し詳しく教えてくれる?」と促し、具体的な話を引き出します。こ
れにより、子どもたちは日常的に良い言葉遣いを意識するようになりました。
良い言葉遣いをしたときには積極的に褒めることが大切です。
上の子が下の子に「ありがとう」と言ったとき、「ちゃんとお礼が言えて偉いね!」と褒めました。
褒めることで、子どもたちは良い言葉遣いを続けようとしてくれます。
家庭内で使ってはいけない言葉のリストを作り、目に見える場所に貼りました。
我が家では、「バカ」「うるさい」といった言葉を冷蔵庫に貼り、全員で守ることを約束するんです。
これを続けることで、子どもたちは自然と良い言葉遣いを身につけるようになりました。
以上の対処法と改善策を実践することで、子どもの乱暴な言葉遣いは徐々に改善してくれました。
親として冷静に対応し、子どもの感情を理解し、適切な言葉遣いを教えることが大切です。
私の家庭でも、これらの方法を続けることで、少しずつですが子どもたちの言葉遣いが良くなってきました。
子どもたちと一緒に成長し、家庭全体で良い言葉遣いを身につけることを目指すことがコツです。
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子どもの乱暴な言葉遣いの原因
子どもの乱暴な言葉遣いに悩むママパパは多いと思います。
私が2人の子育てをしながら、学び、実際に感じたことを基に、乱暴な言葉遣いの原因についてお話ししますね。
発達障害と乱暴な言葉遣いの関連性
まず、発達障害がある子どもは、言葉遣いが乱暴になることがあります。
例えば、自閉症スペクトラム障害(ASD)の子どもは、社会的なコミュニケーションが苦手で、乱暴な言葉遣いになる場合があります。
私の友人の息子もASDで、怒りや不満を表現するのが苦手なため、時々乱暴な言葉を使っているようです。
乱暴だから発達障害と決めつける必要はないと思います。実際に発達障害ではないってこともあるからです。
ただ、もし心配であれば、やはり専門家に相談するのがよいでしょう。
親の影響と子どもの言葉遣い
次に、親の言葉遣いが子どもに与える影響についてです。
子どもは親の言葉をよく観察して真似します。
私自身も、日々の言葉遣いに気を付けるようになりました。ある日、子どもが「お前、うるさい!」と言ったときに驚きました。
その時に、私や夫がイライラしているときに使っていた言葉遣いを真似していることに気付きました。
本当にすぐ真似してきますので、家庭内での言葉遣いを見直し、夫と一緒に丁寧な言葉遣いを心がけるようにしました。
「おはようございます」「ありがとう」「ごめんなさい」といった基本的な言葉を大人である私たちが、しっかりと使うことで、子どもたちも自然と良い言葉遣いを身に付けるようになってくるでしょう。
小学生の言葉遣いが悪くなる主な要因
小学生の言葉遣いが悪くなる主な要因としては、やはり学校や友達との関係が挙げられます。
例えば、友達とのトラブルなどが原因で、子どもも乱暴な言葉を使うようになってくるものです。
身近な友達が使っている言葉は、とても影響が大きいため、いつの間にか覚えてきます。
親の立場では、学校の言葉遣いを知ることができませんし、友達の言葉遣いも知りません。
急に変な言葉を使うことがあるのでびっくりすることは、とても多いです。
また、ゲームやYouTubeなどのメディアも大きな影響があります。
ゲームなんかは、興奮しているので、より言葉遣いが悪くなることがなります。友達とゲームしていると、とくにその影響を感じます。
子どもの乱暴な言葉遣いには、さまざまな原因があります。
発達障害がある場合は特別な相談が必要ですし、親の言葉遣いや家庭内のコミュニケーションも大きな影響を与えます。
学校や友達との関係、ゲームやメディアの影響も無視できません。
これらの要因を理解し、具体的な対策を講じることが改善のためには大事です。
私たち親も、日々の生活の中で良い手本を示すことが大切だと感じています。
乱暴な言葉遣いの具体例
ここでは、私の経験をもとに、乱暴な言葉遣いの具体例と、それがどのように子どもの行動に現れるのかをお話ししますね。
ほんとどうしたらよいか、悩みますね。
よく見られる乱暴な言葉の一覧
子どもたちがよく使う乱暴な言葉には、以下のようなものが多いです。
これらは私の子どもや友達が実際に使っていた言葉です。あっという間に覚えてきました…
自分の気に入らないことを言われたときや、注意されたときに使ってきます。
例えば、宿題をしなさいと言ったときに「うるさい!」と返されることがありました。
友達との喧嘩や、兄弟間でのトラブルでよく出る言葉です。
上の子が下の子に対して「バカ、なんでそんなこともできないの?」と言ったことがありました。
「お前、何やってんだよ!」といった具合に、相手を蔑むような言い方をします。
これは特に子ども同士ゲームをしているときに聞かれました。
これは、イライラしているときや、物事が思い通りにいかないときに使われることが多いです。
ブロックのおもちゃや学校の宿題でうまくいかないときに「クソ、なんでできないんだ!」と言ったことがありました。
これらを直すには、その都度、別の言葉遣いを教えます。なるべくすぐのほうが効果的と感じています。
言葉遣いが悪い子どもの特徴
乱暴な言葉遣いをする子どもには、いくつか共通する特徴があります。
これらの特徴を知ることで、言葉遣いの改善に向けた対策を講じやすくなります。
自分の気持ちや考えをうまく言葉で表現できない子どもは、乱暴な言葉で感情を発散することがあります。
例えば、うちの子は、「もういや!」という言葉しか使わず、自分の感情をうまく表現できていませんでした。
学校でのプレッシャーや家庭内のストレスが原因で、子どもは乱暴な言葉を使うことがあります。
下の子の場合、テストの前や友達とのトラブルがあったときに言葉遣いが悪くなる傾向がありました。
子どもは親や兄弟の言葉遣いを真似することが多いです。
私自身も、ストレスが溜まってイライラしているときに「もう、いい加減にして!」と言ってしまい、そのまま真似をされてしまいました...
ゲームやテレビ、YouTubeなどのメディアから学ぶ言葉遣いも大きな影響を与えます。
ゲームやYouTubeの動画で使われる乱暴な言葉を、そのまま日常生活で使うことに...
小学生の高学年になると、反抗期が始まり、親や大人に対して乱暴な言葉遣いをすることがあります。
うちの子はまだ小さいですが、「なんで私ばかり注意されるの?」と反抗的な態度を取ることがありました。
これらの特徴を理解することで、子どもの言葉遣いを改善するための具体的な対策が見えてきます。
例えば、子どもが自己表現が苦手であれば、感情を言葉で表現する練習を一緒にすることが効果的です。
また、家庭内での言葉遣いを見直し、親自身が良い手本を示すことも重要です。
ゲームやメディアの影響を受けやすい子どもには、親が一緒にゲームをする時間を設け、適切な言葉遣いを教えることができます。
私の経験からも思ったことですが、子どもの乱暴な言葉遣いは一朝一夕には改善しません。
日々の積み重ねと親の努力で必ず良い方向に向かいます。皆さんも焦らず、じっくりと取り組んでくださいね。
乱暴な言葉遣いに対する親が避けるべきNGワード
まず、親として避けるべきNGワードがあります。
私はNGワードを意識しないと使ってしまっていました。親として、かなり意識すべきことです。
ぜひ、親も言葉遣いには注意しましょう。
子どもが何か間違ったことをしたときに「ダメ!」と言うのは簡単ですが、これでは具体的に何がいけないのか伝わりません。
例えば、子どもが「バカ」と言ったとき、「ダメ!」と言うだけでなく、「その言葉は人を傷つけるから使わないでね」と理由を説明するようにします。
これは子どもを責める言い方です。
子どもが片付けをやらないときに「どうしていつもそうなの?」と言ってしまったことがありましたが、これでは子どもも反発してしまいます。
代わりに、「次はどうすれば片付けできるかな?」と建設的な質問に変えるようにします。
親が「お前」と言うと、子どももその言葉を真似します。
例えば、夫が子どもに「お前、何してるんだ?」と言ったとき、すぐに上の子も下の子に対して「お前、うるさい!」と言うようになりました。
これに気付いてからは、名前を呼んでから話すようにしています。
これは感情的な言葉で、子どもを萎縮させるだけです。
子どもがいつまでも泣いているときに、私が「いい加減にして!」と言ってしまったことがありましたが、これでは問題は解決しません。
代わりに、「どうしたの?話を聞かせて」と言うようにしました。
時間はかかりますが、ちゃんと解決しやすいです。
子どもの乱暴な言葉遣いは親として心配ですが、親自身が良い手本を示し、子どもに対して丁寧な言葉遣いを心がけることが最も重要です。
楽しく言葉遣いを学べる環境を作ってあげましょう。
一緒になって言葉遣いを学びます。
まとめ
子どもの乱暴な言葉遣いには、いくつかの原因が考えられます。
発達障害が関係することもありますし、親の言葉遣いや家庭環境が影響することも少なくありません。
また、小学生になると、友達との関係や学校でのストレスが原因で言葉遣いが悪くなることもあります。
よく見られる乱暴な言葉には「バカ」「うるさい」などがあり、こうした言葉を使う子どもは自己表現が苦手だったり、ストレスを抱えていることが多いです。
親として避けるべきNGワードもあり、冷静に対処することが大切です。
対応策として、幼児にはポジティブな言葉遣いを教え、感情表現の練習をすることが大事だと考えています。
小学生には家庭内でのルール作りや、学校生活をちゃんと聞くなど取り組むことが効果的です。
私自身もこれらの方法を実践することで、子どもの言葉遣いが少しずつ改善されました。
ぜひ、皆さんも試してみてくださいね。