赤ちゃんのハイハイ環境を整備して遊び場を作る
個人差もありますが、9カ月ぐらいから赤ちゃんは、ハイハイをするようになりますね。
ハイハイができるようになると、行動範囲が広がってくるので、これまでみたいに見守ることに注意が必要になってきます。
家事やりながらになるとけっこう大変ですね。
目次、表示、非表示
家の中で注意すること
ズリバイをしたり、いきなり高速でハイハイをしたり、気づいたら台所、浴室などにすでに移動していてドキっとすることもあります。
考えたくないことだと思いますが、ハイハイの時期に起きやすい一番多い事故は、不慮の事なんです。
それは、ハイハイをする赤ちゃんと関係があります。実は、0歳で圧倒的に多く発生するものが「窒息」による事故なんだそうです。
落ちているもの、手に触れたものをなんでも口に入れることは赤ちゃんの本能といわれています。
そのため、ビニール袋が床に落ちていたり、ボタン電池やタバコの吸い殻などが手の届く所にあったりする状況を避ける環境整備が必要です。
また、チャイルド・マウスという誤飲チェッカーをご存知でしょうか。
赤ちゃんが口を開けた最大口径は約4センチとされ、4センチより小さいものは誤飲の恐れがります。
身近なもので言えば、トイレットペーパーの芯や人差し指と親指で作った輪が同じくらいのサイズになります。
ママとパパで協力しあって、この中を通ってしまうものが子どもの手が届く場所にないかチェックし、危ないものは片付ける習慣が未然に事故を防げます。
ちなみに、喉につまったときの応急処置や対応について、母子手帳に書いてありますので、事前にチェックしておくのがいいかと思います。
また、体の小さい赤ちゃんなので、段差からの転倒やベッドからの転落、よだれなどで濡れた手でコンセントを触れることで起きる感電や熱傷、火災などにも注意しておくと安心できます。
とくに段差による転落は頭を強く打つ可能性もあります。打ちどころによっては、命の危険性もありえますので、救急車を呼ぶことも必要になります。
頭を打ってしまったあと、赤ちゃんの反応はよく観察しないといけませんね。
赤ちゃんのペースを見守ってあげよう
赤ちゃんによってハイハイに個人差があると説明しましたが、ハイハイが遅いからといって、大人がハイハイをさせたいから何かする、といった介入、お手伝いは必要ありません。
我が子のハイハイを見守りながら、たくさん「上手だね」と褒めてあげるだけにしておきましょう。
また、赤ちゃんがハイハイができるようになると後追いする範囲も広がっていきます。
赤ちゃんが成長しているとわかっていても、トイレや家事などが必要な状況に、ハイハイで追ってこられて、その都度赤ちゃんに泣かれるととても辛いですよね。
そんなときは、「ママはすぐに戻って来るから大丈夫だよ」など、赤ちゃんの不安を取り除いてあげるような声かけや態度を心がけていました。
必ずしもうまくいくものではありませんが、赤ちゃんもママも少しずつよい方向へいくと思います。
室内と野外の遊び場
ハイハイをするようになった赤ちゃんは、おもちゃを追いかけて動き回るなどさまざまな遊びを楽しむようになります。
室内
室内では、おもちゃやママたちを追いかけながらハイハイして遊ぶことが多く、ハイハイ期の赤ちゃんには安全に遊べるのが室内です。
ハイハイ期の赤ちゃんが遊ぶのは基本室内だと思いますが、動きが活発になり、もっと遊びたい、遊ばせたいと考え、家の外でも遊んで大丈夫かなとも思うでしょう。
そうなると、ハイハイを楽しむようになった赤ちゃんを、家の外で思う存分遊ばせてあげたいと考えるママやパパは多いのではないでしょうか?
赤ちゃんがハイハイをするようになると、遊びの幅も広がります。ハイハイ期の赤ちゃんが楽しめる室内と野外もたくさんあります。
ショッピングモール
ショッピングモール内には、赤ちゃんが楽しめる遊び場があるところは、いろんな場所にたくさんあるでしょう。
赤ちゃんが、のびのびとハイハイできるマットや大きな遊具、ボールプールなど、さまざまです。きっと赤ちゃんもうんと楽しんでくれます。
また、ショッピングモールは、遊べるだけでなく赤ちゃんといっしょにお買い物を楽しむこともできるのが大きなメリットですね。
児童会館
私は、児童会館にもよく行っていました。
地元の児童会館では、決まった曜日の午前中にのみ、赤ちゃんだけが集まって遊べ、さらに、先生が絵本の読み聞かせをしてくれました。
児童会館は幼児期の子どもが楽しむところというイメージがあるママやパパもいるかもしれませんが、絵本の読み聞かせや歌、ダンスなど、赤ちゃんが楽しめる遊びのできる児童会館もあります。
もちろんそれなりの広さなので、ハイハイも余裕でできますし、ほかの赤ちゃんとの競争なんてことも?赤ちゃん向けのイベントや行事を行っている児童会館を探してみるのもおすすめです。
子育て支援センター
子育て支援センターは、子育てをしているママやパパ、ボランティアの方が集う場所です。
遊具やおもちゃ、絵本などが置かれているので、赤ちゃんも自由に遊ぶことができるところです。なので、ハイハイもばっちりできます。
赤ちゃんの遊ぶ姿を見守りながら、他のママやパパたちとコミュニケーションを取ることができるますのでママ友ができやすい場所ですね。
公園
公園は、あまりハイハイになじみはない場所かもしれませんが、公園の芝生にレジャーシートを敷いて、その上で赤ちゃんがハイハイをしたり、寝返りをしたりして楽しみました。
レジャーシートの上で赤ちゃんとおもちゃで遊んだり、絵本を読み聞かせたりなど、さまざまな遊びを楽しむことができます。
公園ですので、シャボン玉を使って赤ちゃんと遊ぶのは定番です。空に舞うシャボン玉を赤ちゃんが掴んだり、目で追いかけたりと公園遊びを満喫できます。
赤ちゃんから目を離さない
赤ちゃんと野外の遊び場に行ったとき、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。
まず、安全にすごせるように赤ちゃんから目を離さないように気をつけることです。
野外の遊び場には、草や土など口のなかに入れないように注意が必要なものもたくさんあります。
少し目を離したすきに、赤ちゃんはハイハイをして遠くに移動していたということが十分想定できます。広い場所で遊ぶときだけではありませんが、赤ちゃんが安全に遊べるように見守ることは絶対守らないといけませんね
ハイハイができることで、行動範囲が増えます。その分安全に気をつける必要はありますが、その成長がとてもうれしいものです。
いろんなところでハイハイさせてあげらえるよう参考にしてもらえたらうれしいです。